私にとって3ヶ月前までは今年のダービーはサトノクラウンが時代を変えるのを見届けるレースだったが、
まあ御存知の通り皐月賞でその野望は脆くも潰えてしまった。
61秒ぐらいのペースならば、前週の桜花賞があそこまでのスローでなければ、
スタートがちゃんと出ていれば、ルメールがそれでも出していれば、
実際ダービーを前にした感情としては多分怨念が一番近い。
私にとって今年のダービーはは負け戦の後日談でしかないが、
それでもサトノクラウン自身にはまだ未来がある。
スローの前付けから直線2Fの競馬で突き放すサトノクラウンの姿を
今度また次代の到来を予感させる馬が出現するまで見る夢の礎としたいが果たして。