先週チリの競馬界で大規模なストライキがあった影響で競馬開催が中止になり、
暇を持て余す感じになったので、久々に映画でも借りて見るかなと思ったわけで、
まあどうせならしょうもない映画が見たいと思い、2本をチョイス。
1本が、ドルフラングレン主演の「ターゲット・ゼロ」。
内モンゴルでボディーガードをする話。ラングレンが坊主頭なの以外はほとんどいつもの感じ。
内容が面白いかはここでは置いておくとして、(察せ)
ラングレンってアンバルブライベンみたいだよなと。
いや確かにラングレンはでかいし、空手も強いよ?
でもシュワちゃんやセガールみたいに空間を曲げるような存在感はないし、
ラングレンって大体のポジションが傭兵で、しかも雇主も怪しい感じな場合が多いから
正義が背中を押してくれるみたいな雰囲気はまるでないし、
同じこと10回やったらお前少なくとも7回は死ぬぞみたいな感じなのに勝つ。釈然としない勝ち。
アンバルブライベンもそりゃ基礎的な競走能力はあるけど、
周りが遠慮するような圧倒的な力を持ってるとは言い難いし、
テンが滅茶苦茶速いわけでもないのに何となく単騎逃げになって、
ああそのまま逃げ切っちゃうの…という、まあある種釈然としない勝ちを見せる馬で、
ただ嫌いじゃないんだよそういうの。ラングレンもアンバルブライベンも。
だからアンバルブライベンも裏街道を地味にしぶとく生き残って、
エクペンダブルズに突然現れたラングレンよろしく、
忘れたころにG1の上位に顔を出す感じになるんじゃないかと思った矢先のね。
現実は映画のようにはいかないね。合掌。
------
もう1本は「マザーズ・デイ」で。
同名映画のリメイク作品だが、ストーリーが全く変わっていたね。
8割方レベッカデモーネイありきで作品が出来ていて
むしろ「ゆりかごを揺らす手」の続編じゃないかこれは?
それだけ。